頭痛(緊張型頭痛)

頭痛(慢性頭痛)・緊張型頭痛(筋緊張性・筋収縮性)

全頭痛の約90%が慢性頭痛と言われます。
その慢性頭痛の中で最も多い(約80%)のが筋収縮性(緊張性)頭痛です。
頭のまわりを何かに締め付けられているような痛みがあり、よく「ヘルメットをかぶったような」と表現されます。首や肩の強い凝り、めまい、ふらつき、全身のだるさなどを伴うこともあります。

痛み方

  • 頭を締め付けられているように痛い
  • 頭全体が鈍く痛い、酷いとズーンと痛くなる
  • 後頭部、首筋が痛い
  • 耳の上や後ろ当りが痛い
  • おでこ周りが痛い
  • こめかみが痛い
  • 目の奥が痛い
  • 目の周りが痛い、すっきりしない、ピントがあいずらい
  • 頭のてっぺんあたりが痛い

筋収縮性(緊張性)頭痛の誘因

パソコン操作などで前かがみや猫背姿勢、車の運転、枕が合わない、眼精疲労など、長時間に渡って不自然な姿勢を取ると特に後頭部の筋肉が緊張し硬くこった状態になり、血流障害を起こし組織の酸素不足になるため発痛物質が発生し痛みとなります。
その他、眼精疲労、精神的ストレスなどが、神経や筋肉の緊張を高め、頭痛の誘因となります。

痛みの悪循環

筋肉の持続的収縮

交感神経の興奮

血管の収縮(血流障害)

組織の酸素不足

組織は代謝・循環障害に陥る

乳酸、ブラジキニンなどの発痛物質の生産
⇓ 痛み

筋肉の持続的収縮

痛みの原因の多くはトリガーポイント

トリガーポイントが形成されると下の図のように痛みを遠隔部位に発生させます。

胸鎖乳突筋

胸鎖乳突筋

胸鎖乳突筋

胸鎖乳突筋

後頭下筋群

後頭下筋群

僧帽筋 上部

僧帽筋 上部

頭板状筋

頭板状筋

頭半棘筋

頭半棘筋

×印がトリガーポイント。ピンク色の部分が痛みの箇所です。

トリガーポイントとは?

トリガーポイントとは主に疲労し順応性短縮を生じた筋肉に発生する硬いしこりの事をいいます。
トリガーポイントによって遠隔部位に起こった痛み、しびれ、違和感などを関連痛といい、関連痛の起こった場所を関連痛域といいます。 例えば、首や肩の凝りから頭痛がする場合、首や肩にトリガーポイントができ、痛みのする頭部が関連痛域となります。
ジョン・F・ケネディの主治医であったジャネット・G・トラベルがこれを体系づけ、今日に至っています。

当院に出来る事(トータルケアコースで承ります)

  • 頭痛の原因になっている固く凝った筋肉をほぐし、トリガーポイントをリリースし症状を楽にしていきます。
  • 固く凝った筋肉によって動きが悪くなっている関節の状態を良くしていきます。
  • 更に体全体を気持ちよくほぐすことにより全身の血流があがり交感神経をしずめるお手伝いをします。
  • 頭痛の誘因になっている姿勢や体操、精神的ストレスに有効なメソッドなどをアドバイスいたします。
頭痛の注意事項

頭痛には様々な原因があり中には病気の一症状であったり危険なもの(生命に影響がある)があります。いつもと違うパターン(性質)の頭痛や中年以降に現れはじめた頭痛など、おかしいと思ったらまず病院の受診をお薦めします。

実は私も緊張型頭痛に悩まされた一人なんです

前職はサラリーマンをしておりました。営業職だったのですが、朝から夕方までは外回り、夕方から終電まではパソコン業務。
土日のいずれかは自主出勤。そんな生活をしておりました。

数年経ったころでしょうか、パソコン業務を数時間していると右側の後頭部(耳の後ろあたり)がズーンと痛みを感じたんです。
最初の頃は夕方から夜になると痛み出す、そんな感じでした。夜寝れば痛みは無くなっていたので、気にせず仕事を続けていました。
しかし時が経つにつれ頭痛を感じる頻度も多くなり、朝から痛いなんて日も珍しくなくなってきました。

鎮痛剤は常備薬でした。痛くなったら飲み、そのうち痛くならないように飲み、なんてだんだん薬の量も増えていきました。
ある時期から体に変化が出てきました。まったく痛くない時間帯がなくなり常に右側の後頭部に鈍い痛みを感じていました。そして右眼がなんだかピントが合いにくいといいますか、なんとも言えない不快感。

私は近視なので普段はコンタクトレンズを使用しています。きっと度数が合わなくなっていてそれが原因で頭が痛いんだ、と思いコンタクトレンズと眼鏡を新調しました。しかし期待した変化はありませんでした。これは尋常ではないと、一度きちんと病院へ行こうと思い脳神経外科を受診しました。

そこでの診断は「君、ここに来るような症状じゃないよ」と医師に言われ、痛み止めと血流を良くする薬を処方されました。ある意味ホッとしたのですが、頭痛が消える訳ではありません。
そのうち集中力が散漫になってきたのです。本や新聞を読んでも文字は眼で追っていてもまったく内容が頭に入ってこない。 会議の資料に目を通しても頭に入らない始末。そのうち仕事の判断や段取りも時間がかかるようになっていきました。
自分はこれからどうなってしまうんだろう?
恐怖を感じました。

そんな落ち込んだ気分の時にカイロプラクティックの学校を紹介する本に出会ったのです。その本の中に頭痛を劇的に良くする手技がのっていたのです。私は「これだ!」と思いました。

早速その学校が経営する整体院へ。
何回か通ううちに頭痛が楽になっていくのが分かります、痛む頻度、つらさがスローになっていくんです。
私はカイロプラクティックに救われました。

だいぶ調子も回復してきた時期、自分もカイロプラクティックの仕事がしてみたいと思うようになりました。
そして今の私がいます。

私が以前経験したような悩みに苦しんでいる人の力に少しでもなれれば。そう思う毎日です。